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送電線建設工事の流れFlow

仮設工事
基礎工事
組立工事
架線工事

組立工事

鉄塔組立にはいくつかの工法あり、鉄塔の規模や地形、工程などにより最も効率的な工法を選択して行います。

いずれの工法でもラインマンがレンチを使って手作業で鉄塔を組み上げていきます。

移動式クレーン工法

大型クレーン車を用いて鉄塔を組み立てる工法で、作業効率、安全性ともに高い工法です。

クライミングクレーン工法

クレーン装置を鉄塔中心に据え付け、鉄塔の高さに応じて継ぎ足しながら、組み立てていきます。

台棒工法

鉄塔へ台棒(クレーン状のアーム)を取り付け、鉄塔を組み立てます。

簡易フロート型 鉄塔組立装置工法

鉄塔にクレーンアームを吊った状態で接地でき、狭い作業スペースでの工事が行える工法です。

架線工事

架線工事は、鉄塔間に電線を張ることです。まず電線を鉄塔間に引き延ばし(延線工事)、延線した電線を鉄塔に取り付ける緊線工事をします。

ドラム場・エンジン場設営

電線を張る鉄塔間の片方には電線を送り出す「ドラム場」が、もう一方には巻き取る「エンジン場」が設けられます。

延線工事

まずは鉄塔と鉄塔の間にヘリコプターやドローンにより細いロープを渡します。

これをドラム場とエンジン場間で順次太いワイヤに引き替え、最後に電線を引き延ばします。

緊線工事

引き延ばした電線を鉄塔に取り付けます。電線のたるみ具合をセンチ単位で合わせるこの作業は、匠の技が求められます。

(送電線建設技術研究会 関東支部 制作)

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